疲れすぎて眠れない時はこのツボ ! 睡眠の質を高めるセルフケア⑦│鍼灸・オイルマッサージサロン 表参道Qinowa

Qinowaコラム

2020年09月24日

疲れすぎて眠れない時はこのツボ ! 睡眠の質を高めるセルフケア⑦

こんにちは!治療室キノワ佐藤緑です。

秋の夜長・・・あなたは気持ちよく眠れていますか?前回は「疲れすぎて眠れない」をテーマに、体の反応とおすすめのアロマ、ハーブをご紹介しました。

今回は第2弾。東洋医学での「疲れすぎによる不眠」と、おすすめのツボをご紹介します。

その前に、心身ともに疲れすぎているときの小さなSOSをもう一度確認してみましょう。

◎疲れすぎによる心身のSOS:主な症状

・胃腸の調子が悪い(胃もたれ、下痢、便秘など)
・食欲がない
・喉がつかえたような感じがする
・血圧が高い
・動悸、息切れ
・夜眠れない、眠りが浅く夢をよくみる
・やる気が起きない、ぼーっとしてしまう
・集中力の低下、物忘れが増えた
・疲れがとれない、朝から疲れている
・月経過多
・気分の落ち込み

これらの症状にいくつも当てはまったら、これ以上決して無理はしないこと。心と体が休養を求めているサインです。

「心」と「脾」を補って眠りを導こう

東洋医学の「心」は、「心臓」プラス「脳」の働きをイメージしてください。血液を全身に送るとともに、精神活動や意識もコントロール。生命活動の中心として「君主」の役割を果たしています。
そして「脾」は、消化吸収をコントロールして気・血・津液を生み出し、全身を栄養する役割をもっています。また血液を血管の外に漏れださないように調節したり、内臓を正常な位置に引き上げるなどの働きもあります。

肉体的な疲労や精神的なストレス、不摂生など「疲れすぎ」状態が続くと「心」と「脾」の働きが低下し、命を支える気・血・津液が作られなくなります。そして生命活動の司令塔である脳にも十分な血液が行き届かなくなり「不眠」を招いてしまうのです。

①足三里と三陰交へのお灸

足三里は膝のお皿(膝蓋骨)から指4本分下にあるツボ。右足なら、右手の人差し指を膝のお皿の下にあるくぼみに置いてください。ちょうど小指が当たる場所が足三里です。
三陰交は内くるぶしから指4本分上にあるツボ。 どちらも胃腸の働きを整える「元気のツボ」です。

②神門(しんもん)

手首の内側にあるシワを小指側にたどっていくと小さな骨にぶつかります。そのくぼみにあるツボが神門。イライラを鎮める安神効果で知られています。ここを反対の手の親指でしっかりとさすりましょう。左右それぞれ20~30回を目安に、朝・昼・夜、目を閉じで深呼吸しながらさすってみてくださいね。

③背骨をやさしくさする

これはご家族など、ペアで行ってくださいね。
軽くうつむいた姿勢で首の後ろを下に触っていくと、首と肩の堺目あたりでポコッと出っ張った骨を確認できます。ここが第7頸椎。そこに指先があたるくらいを目安にして手のひらを背中(肩甲骨の間)にのせて、背骨に沿ってやさしくさすります。手のひらの温もりをゆっくりと背中に伝えるように、お母さんが赤ちゃんの背中をやさしくさすっているようなイメージで行いましょう。

ちょうどこのあたりは自律神経の働きを調整するツボがあり、私も治療では鍼やお灸で必ず刺激を与えています。

現代はまさに24時間眠らない社会。精神的なストレスもとても多いですよね。心のゴムが切れてしまう前に、どうぞ養生をしてください。

次回は「眠れないのは歳のせい?」がテーマです。ご質問などございましたら、お気軽に担当者にお声がけくださいませ。

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